仕事

【30代 人生がスタート】私のこれまで③発達障害の診断後

過去の自分をふり返る『私のこれまで』シリーズ最終回。

最終回は30代のふり返りです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです!


親から怒られてばかりの子ども時代、
成績が悪くなかった大人しい生徒だったために見過ごされた発達障害。

社会に出てからほころび始めた20代。
転職をくり返し、うつ状態に苦しんだ辛い10年間。

そして30代、
ようやく人生が動き出します

発達障害の診断
障害者手帳の取得、
職種チェンジと初めての障害者雇用
恋愛、結婚、不妊治療妊娠
高齢出産子育て
そして再就職


感覚としては
15~20年かけて進むライフイベントが、
30代の10年間(正確には9年間)で畳みかけるように一気に進んだ怒涛の10年間でした。

人生を立て直した10年間でもありました。

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31歳で発達障害と診断。スタートした人生

29歳の時に通った精神保健福祉士(PSW)の専門学校で初めて発達障害について学びます

調べれば調べるほど、
「自分は発達障害なんじゃないか…?」
と強く思いはじめ、
当時の通院先で知能検査(WAIS-R)を受けました。

結果、
発達障害と診断

2011年31歳の時でした。


診断されたショックも多少ありましたが、
それより何より、
今まで仕事でうまくいかなかったのは

自分だけのせいではなかったんだ


と、
ホッとしたのを覚えています。


検査結果をみて、
ナースや相談員は自分の適性に合っていないことも悟りました。

これから…どう生きていくか。

恋人も、結婚予定もなし。
ナースや相談員以外の仕事をして生きて(食べて)いかなければならない

すでに31歳。

仕事も生活も含めて自分の未来像がまったく描けず途方に暮れ、不安で押しつぶされそうになりました…

「村八分になる。手帳は取らないで」

カウンセラーさんにも相談しながら、これからどう生きていくか考えた時、
障害者手帳をとって障害者雇用で働くことを決めます

親に伝えると、

「村八分になるから障害者手帳なんか取らないで」

と泣かれました(;^ω^)

自分の娘が【障害者】とは受け入れられないのでそんな言葉が出たのでしょう…

まどり

傷つきました…


ただ、
これまで同様一般雇用で働くことは厳しいこと、この先の自分の未来のために障害者手帳は必要、ということを親に伝えました。
(手帳がないと障害者雇用されないため。難病除く)


私が手帳を取得して、
現在もちろん村八分(いつの時代?)などなっていないし、親も変わらない生活を送っています。

初めての障害者雇用

発達障害の診断と障害者手帳を取って間もない31歳。

初めての障害者雇用で就職したのは、
世界的な巨大IT企業でした。

まだ自分のことがよく分かっていない混乱した時期に、障害者雇用1社目でこの会社に在籍できて幸運でした。

今もこの会社のことが好きだし、
感謝しています。

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当事者同士の結婚、妊娠、出産

32歳の時、発達障害当事者の夫と出会い
35歳で結婚しました。

3年くらい不妊に悩み、
また子どもを持つことに長く葛藤していました。

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そして、38歳で奇跡的に妊娠。
39歳で出産しました。

出産で死にかけながらも、
娘は無事この世に生まれ出てくれました。

【出産】経過順調な妊婦が死にかけた話【前半】 まどりです。およそ5ヶ月ぶりのブログ更新です。この5ヶ月の間に出産を終えて、どうにか無事に娘が生まれました。いま娘の世話にてんてこ舞い...

生後2か月から就活、再就職

新生児の育児のほか、いくつかの重要なことが重なり、夫の状態が悪くなって何度か警察沙汰に…。

将来が不安になり
「早く働かねば!」
という気持ちが強くなって、娘が生後2か月の頃から就活を始めました

なんとか再就職先(現職)が決まったのは39歳

30代最後の1年間は特にがんばりました。
妊娠後期、出産、
新生児~乳児の育児、
就活、内定、
新しい仕事&初めての在宅勤務スタートと、

怒涛すぎる1年間だったと思います。


…だいぶ無理しちゃったね…。


いま1歳1か月の娘の子育てと家事を両立させながら、完全在宅勤務(バイト)をしています。

【在宅勤務】働き始めて6か月【障害者雇用】 今年6月に入社して6か月が経ちました。(2020年12月21日時点) 障害者雇用はこの会社で3社目。完全な在宅勤務は初めてです。...

3つの転機

20代最後~30代前半までの3~4年間に、
人生における3つの転機・ターニングポイントがありました。

  1. 発達障害を知ったこと
  2. 発達障害の診断
  3. 初めての障害者雇用

①②
2009年、29歳の時に通った精神保健福祉士(PSW)の専門学校で初めて
発達障害について勉強
して、発達障害のことを知ります。

で、発達障害関係の本を何冊か読むと、

まさに自分のことが書いてありました

当時の通院先の先生に知能検査(発達障害の検査)をお願いしたら冗談ぽく

まどりさんが発達障害なら世の中の人みんな発達障害よ~

なんて言われました。

が、
検査を受けたら凸凹が大きく、

広汎性発達障害(ASD)

診断

発達障害を知ったことと、診断されたことで
辛く苦しかった私の人生が大きく変わり始めます。



3つ目の転機は上でも書きましたが診断後、初めての障害者雇用で巨大IT企業に入れたことです。

これは本当に幸運でした。

理由は2つ。
・企業に所属しながら最新のITスキルをゼロから学べた
・障害について理解が深められ精神的に自己成長できた

からです。


診断前ナースの仕事をしていた時は
仕事でメール1本送ったことのなかったPC超初心者だったので、新しい分野の勉強は血を吐くように大変でした。

また、同期は、年齢・障害・職務経験もみんなバラバラ。
本当にいろいろな人がいました。
自分がいままで知らなかった違う障害を抱えた人たちの苦労なんかを知って、自分の視野がグッと広がりました。

この会社で初めてパワーポイントに触れて、パワポ作りが楽しくて、
自分の好きなこと・得意なことを初めて自覚できて大きな収穫に。
この会社に入っていなかったら今も自分の得意に気づけなかったのかもしれない。
いまも本当に感謝しているし、自分の人生において大きな転機になった会社です。

さいごに 40代これから

2019年夏に40歳の誕生日を迎えました。

40代は、
がんばりすぎない

30代は、ボロボロでガタガタだった人生を立て直すため全速力で駆け抜けました。
辛いこともありましたが充実もしていたし、人生の転機が何度か訪れたものの、息切れをおこして疲れてしまいました

40代は子育てと家事をユルくやりながら、今の在宅勤務の仕事をできるだけ長く続けて、家族と自分の幸せを最優先にして過ごしたいです。

そして家族と自分が、毎日快適で、穏やかに笑顔多く過ごせるように努力をしたい(がんばりすぎない範囲で)。

今まで沢山の人のお世話になってきたので、自分のできる範囲で恩返しをしていきたい。
特にがんばっている人に協力したり寄付したり、
自分の体験をこうして発信して誰か1人にでも届いてくれたらいいなと思っています!

以上、私まどりの怒涛の30代のふり返りでした。

はじめに プロフィール はじめまして、「まどり」です。このブログは、夫婦ともに発達障害の夫ケイさんと私まどりのことを中心に、私の視点から語っていきます。 ...