障害者雇用

障害者雇用で働いてみた② まどりのケース2社目【ブラック企業と気づき】


まどりです。

『障害者雇用で働いてみた②まどりのケース2社目【ブラック企業と気づき】』
では、2社目の障害者雇用をふり返ります。

私の体験談(失敗や気づき等)はあくまで個人的なことですが、
障害者雇用を目指す発達障害の人やすでに障害者雇用で働いている人が、より良い職場や仕事の継続につながるための何かヒントや参考になってくれたら嬉しい限りです。

まどり

1社目の記事に私の職歴(診断前と後)を書きましたのでご覧ください

障害者雇用で働いてみた① まどりのケース【超ホワイト企業1社目】 発達障害の私まどりが障害者雇用で働いた体験談を1社目、2社目と分けてふり返りました。 *障害者雇用とは、障害者手帳を持つ人が自分...

私は診断前、10社以上転職をくり返して仕事が長続きしませんでした。
が、
診断後オープン(障害者雇用)で働いたら長く続きました

ただ、今回の2社目のような古い体質の日本企業で働くのは合わないと痛感しています。

理由は2つ

①時間を守らない

  • 始まる時間には厳しいが、終わる時間は守らない
    →始業時間を1分でも過ぎると低評価、残業すると高評価とか
  • 会議の時間を守らない、生活残業をする人がいる
  • 会社へ貢献している人=仕事の効率<<長時間労働


②仲良しクラブ

  • 仕事の量や質より、何より周りと仲良くしている人が評価される
  • 人と違う言動はマイナス評価
  • 噂話、悪口、文句で盛り上がる
  • その人の持つスキルより、在籍年数が長いほうが偉い(評価される)雰囲気

①と②は、働く上で私を苦しめた考え方(原因)で耐えがたく、退職の遠因になりました。

また、会社優先の人が多くいる環境は今後働く上でできる限り避けたいです。

自分の人生の貴重な時間を、
会社優先で消費するのが私には耐えられそうにない。

これら大事なことに、心も体もボロボロになってから気づきました

まどり

…これからは自分を大切にしようと決めました


そして、最初は週30時間勤務(6時間/日)で入社し、
徐々に勤務時間を増やして最終的にフルタイム勤務を目指していたのですが、
そもそもフルタイム(通勤)が私の体調・体力的に厳しいことに、働いてみて初めて気づきます。

最後まで馴染めなかった2社目

結論から言うと
発達・精神障害の雇用実績のない会社で働くのはハイリスク&ギャンブル

私は人柱になってボロボロになりました。

なので、障害者雇用を目指す方はなるべく発達障害者の雇用実績のある会社を選んだほうがリスクは低いと思われます。


障害者雇用2社目は、医療福祉業界大手の日本企業(1部上場)。
2019年3月末まで在籍。

応募のきっかけ
 ハローワークの求人

職種
 一般事務

雇用形態
 契約社員

在籍期間
 3年6か月

選考プロセス
 書類選考(履歴書・職務経歴書)→1次面接・性格テスト →2次面接 →3次面接

*3次面接は就労支援員が同行
*最初の6ヶ月は「障害者トライアル雇用」
*面接時間(およそ)、1次60分、2次30分、3次40分

仕事内容
 資料作成、電話応対(20件前後/日)、来客対応、
 物品発注、データ入力・分析、研修の準備・設営 等


30代半ばになっていた私は、35社目の応募でようやく内定

1社目を契約満期終了で退職し、就労移行支援へ1年通いましたが、
就職が決まる気配がないので求職者支援訓練へ移り、健常者と一緒に職業訓練を受けながら自力で就活しました。

【体験談】発達障害の人の就職支援サービス【メリット・デメリット】 まどりです。今回は、発達障害の人が利用できる就職支援サービスについて、夫ケイさんと私が過去に利用した就職支援サービスの感想をメリット・...


1社目は研修生だったので
本格的に働いたのは2社目からになります。

初めての事務職

そして私の職歴で最も長い3年6か月在籍しました。

部署で障害者雇用第1号、障害者は私1人、女性が9割の職場

タイトルですでに詰んでます(;^ω^)

この部署でよく3年6か月もったなぁ…
(支えてくれた上司に感謝です)

上司は発達障害に理解がありました。
部署全員(10名程)に、私の障害をオープンにして働き始めました。

仕事内容は、ごく一般的な事務の仕事。

初めは単純作業(ファイリングやデータ入力など)、
数ヶ月後から電話応対や資料作成を任され、
イチ戦力として担当業務も振ってもらえました。

年間を通して適度に忙しく、
単純な仕事から少し難しい仕事まで
それなりにやりがいを持って取り組めたと思います。

ただ、
毎日同じ空間にいる先輩たちとは【水が合わなかった】。

女性が9割の部署。

  • 連れションをする
  • 仕事中キャーキャー騒ぐ
  • 応募者の履歴書を「見て、この人ヤバくない!?」とみんなでまわし読み
  • 「おしっこ行きたーい」とトイレに立つ


まるで女子中学校のような職場(1部上場←)

1社目のスマートな同僚たちとは明らかに異なる種類の人たち………


入社当時、
(失礼ですが)こんな会社にしか入れなかった自分にすごく落ち込みました。

事務未経験だったスキルもない私には、身の丈に合った職場かもしれないけど…(;^ω^)

毎日ものすごいストレスで、
体調を崩す原因の1つであり続けたし、退職原因の1つでもありました。


3年6ヶ月在籍しながら、

最後までこの職場になじめませんでした。

https://twitter.com/madori_hanai/status/1177451244752785409
まどり

1社目のホワイトすぎる環境で、それが良くも悪くも仇となって2社目に引きずってしまった。
2社目では1社目との(悪い意味で)大きなギャップにいつも悩んでいたなぁ…

入社直後から体調を崩し休職

そんな女子中学校のような職場の雰囲気に激しく消耗し、
入社直後から体調を崩し休職

以降、退職までの間
体調は安定と不安定を行ったり来たり。
休職を何度かくり返します。

そして職場環境のストレスから、
胸痛発作過呼吸を起こし
人生で初めて救急車で運ばれました

(検査結果は異常なし)


また、

  • 毎晩じんま疹が出る
  • かき壊しと色素沈着で肌がボロボロに
  • 通勤途中の電車の中で突然涙が出る

など、体も心も悲鳴を上げながら毎日無理して出勤していました…

35社目でようやく内定した会社。

また辛くしんどい就活をしたくなかった。
診断前のように、また転職をくり返したくなかった。

けれど、
ついに限界を超えました。

朝、体が動かなくなってしまいました。

4つの退職原因 働く上で大切なこと

退職前の数ヶ月間、ひどいうつ状態になり休職してしまいます。

心と体を休めながら、働く上で

自分にとって何が大切か
NGな環境は何か


じっくり考えました。

夫のケイさんやハローワークの「発達障害者雇用トータルサポーター」の方に相談しながら、頭と気持ちの整理していきます。

  • 仕事よりまず、自分の心身が優先
  • 働く環境の重要性(ヒト環境、物理的環境の両方)
  • 通勤時間は自分が思う以上に重要
  • 男女比率が極端な職場は合わない


当たり前のことに、ボロボロになってようやく気づけました。

【就活の心強い味方】発達障害者雇用トータルサポーターについて 「発達障害者雇用トータルサポーター」をご存じですか?ハローワークの専門援助部門(*)の中にいる、発達障害者の就職活動のサポートをしてく...


そして、すでに心身の限界を超えていたので
退職を決めました

退職の4つの原因

  1. 通勤時間が長く体力が削られた(片道1時間20分)
  2. フルタイム勤務を目指していたが、そもそもフルタイムは自分には厳しいと気づいた
  3. 職場環境が合わない(ヒト環境、物理的な環境の両方)
  4. 私の特性ではさらに厳しい環境(フリーアドレス制)へ部署移転が予定されていた

そして、私は「障害者雇用」で雇われたものの、
働く環境に理解があったとは言えませんでした。

職場のヒト環境も、物理的な環境も合わず
ただただ激しく消耗するだけでした。
(問題解決のために部署異動を何度か希望したものの叶わず)

この2社目について、
今の段階では今後発達障害の人は雇ってほしくないと強く思います。

発達障害の人を受け入れる土壌がまったく出来ていないからです。

上司は理解がありました。
それは本当に感謝しています。
しかし上司が代わったら次の上司に理解があるとは限りません。
極めて属人的で、リスクは障害者が負うことになります。

在籍中は常に心身に余裕がなく、
夫婦ケンカが頻発した原因だったも・・・

ただ、働く上で大切なことに気づけたことは私にとって大きいです。

そして私自身も社会人として未熟だった、と退職したいま反省しています
(職場に退職のあいさつも出来ず、逃げるように辞めた…)。

2社目のよかったこと

良かったこともあります。

保育の部署にいたので、
保育園の種類や人員・設置基準など日常的に触れていました。

住んでいる地域は待機児童が多く、
入園激戦区ですが、保活で混乱したりパニックにならず、妊娠中の早い段階から冷静に準備を進められました。

【保活】発達障害の私が待機児童激戦区で第1希望の園に入るまで【前半】 コロナ禍と猛暑で厳しい夏が続いていますが、来年度(2021年4月)の保育園の入園に向けて、”保活”中の方もいらっしゃると思います。今回...


育児で大切なことを、仕事中にたくさん学べました。
「モンテッソーリ教育」を知れたので、自宅で取り入れたいと考えています。
尊敬できるギフテッドの上司に出会えたことも貴重でした。

【2人のギフテッド】人生に影響を受けた出会い 「ギフテッド」をご存じですか?発達障害のことをあれこれ調べると出てくるギフテッド。ギフテッド=天才?発達障害?IQ130以上?子どもは...


心身がボロボロになる手前でもっと早く辞めればよかったとは思うけど…
無駄な経験はなかった、と思いたい!

最後に 石の上にも3年はもう古い?

とにかく3年がんばろう


合わない環境で我慢を続けた私の心身はボロボロになっていました。

まどり

「石の上にも3年」を盲目的に信じていたけど
今はNOと言える


自分の心身の健康を守ることが最優先で大切だと、2社目の経験を経てようやく思えるようになりました。

合わない環境に居続けて心身がボロボロになると、
立て直すのに時間がかかってしまいます。
損失が大きい
時間、お金、将来にわたる心身の損失も負ったかもしれない。

未来の自分のためにも、
見切りをつけることも大事だと2社目で気づきました。

そして、発達・精神障害の雇用実績のない会社で働くのはハイリスク&ギャンブルです。

たとえ「障害者雇用で入社しても企業に理解がないことがあります。
発達障害の雇用実績がないと、なおさらです。

間に支援者に入ってもらったことも何度もありました。
ですが、うまくいきませんでした。

なので、障害者雇用を目指す方は
なるべく発達障害の人の雇用実績のある会社を選んだほうがリスクは低いと思われます。


そして、今後働く時はやっぱり1社目のような環境の会社で働きたい!

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