障害者雇用はどんな配慮をしてくれますか?
と時々聞かれるので
今回いまの会社で受けている配慮について詳しく書いてみたいと思います。
注意していただきたいのは
これは私の1事例で、
配慮のされ方は会社によることろがとても大きいです。
上記をふまえてお読みください。
- 障害者雇用でどんな配慮をしてくれるのか知りたい
- 配慮って何?
- 配慮事項をどう求めたらよいかわからない
まどりの現在
私は現在、障害者雇用で以下の条件で働いています。
- 完全在宅(フルリモート)勤務
- フルタイム(1日8時間)
- 事務職
- 契約社員
受けている配慮

いまの会社では主に4つの配慮を受けながら働いています。
- 勤務時間
- 通院
- 仕事の指示は文字
- 優先順位の確認
1つずつ詳しく書きます。
①勤務時間
前職(障害者雇用)でも①勤務時間と②通院の配慮はしていただいてました。
私の場合、入社いきなりフルタイム勤務は難しかったので、最初は1日5時間の週4日(週20時間)勤務からスタートして、1年間かけて少しずつ勤務時間を増やしていただき、カラダを慣らしていきました。
(現在はフルタイム)
発達障害とか関係なく、障害者雇用の人はわりと勤務時間の配慮を求めている人は多いのではないでしょうか。
②通院
これも障害者雇用の人は配慮事項にあげている人が多いと思います。
私は月1回心療内科の定期通院があるので、その時はお休みをいただいています。
週3~4日のクローズ(障害非開示)バイトの人だと①②の配慮は必要ないことが多いと思います。
③仕事の指示は文字
これは在宅勤務だと、障害者雇用でなくても当然かもしれませんが、基本的に仕事の指示は文字(社内用アプリ)で指示を受けています。
文章では指示のニュアンスを伝えにくい、
もしくは画面共有しながらのほうが分かりやすい・早い場合は、Zoomやteamsなどでレクチャーいただき、そのとき録画していただく+あとで文章でのマニュアルもいただくことが多いです。
これは私だけの特別な配慮ではなく、
弊社の障害者雇用メンバー全員に対して同じです。
私は口頭理解が苦手で忘れっぽいので、
あとから自分のペースで読み返したり見返したりできるので非常に助かっています。
④優先順位の確認
私は優先順位が狂いやすいです。
目の前の刺激によって簡単に優先順位が入れ替わってしまいます。
今の会社では任されている業務は少なめで、常に1~2つくらいなので優先順位が狂うことは少ないんですが、3つ4つ重なるとアワワワってなるので(笑)、上長に確認してます。
「いまABCの業務がありますが、ABCの順番で進めて大丈夫ですか?」
なんて上長に確認すると、
いつも即返事が返ってきます。
「今はBの業務を優先してほしいので、BACの順番で進めてください」
みたいな。
優先順位確認の配慮です。
そう、少し話がズレますが、
今の会社で気持ちよく働けているのは、上長の即レスも非常に大きいです。
即レス(+内容も的確)してくださるので、働く上での心配・不安・疑問などを抱えることが非常に少ないんです。
日常生活でも目の前の刺激や脳内多動によるひらめき・思いつきにより優先順位が簡単に狂うので、家事などのやりかけ・中途半端なことが多くて、
【1日何もできなかった感】
をよく抱いてました。
それが自己肯定感の低下やうつ状態につながっていました。
それが、毎朝紙にToDoリストを書いて常に目の前、目に入る場所に置いておくことで、優先順位が狂っても目の前の紙が目に入り、
【今日のやるべきこと】
が再認識されて行動に修正がかかる。
ToDoリストを1つ終わったら丸をつけていくんですが、リストに全部丸がついた日は小さな達成感を味わったりしています。
あと、毎日のToDoリストはざっくり8割達成していたら「良し」と決めています。
リストも数が多すぎたら8割達成が難しくなるので10こ以内にしています。
ちょっと話がズレたけど、私なりのライフハック
さいごに 上長の理解だけでは限界がある
今の会社は私にとって本当に働きやすいです。
妊娠出産により1年ちょっとブランクが空きましたが、
仕事を得て社会とつながることができ、
仕事内容・量のわりにはよい給与をいただき、自分にピッタリな働き方(完全在宅勤務)をさせていただいている…
私が働きやすいと感じられるのは、
上長の障害者雇用に対する理解だけはないんですよね。
会社としても在宅勤務しやすい体制、
例えばコミュニケーションツール(アプリ)の導入やシステムがしっかり整っているからこそなんだと思います。
通勤でも在宅勤務でも、ハードとソフト
両方がしっかり整っていないとやはり働きにくいんじゃないかと私は思います。
上長にも今の会社にも本当に感謝しきれないです
