障害年金

障害年金受給のポイントは社労士さんにお願いすること【発達障害】


タイトルに結論を書きました。

障害年金を受給したい発達障害の人は、
プロ(社会保険労務士)に任せるのが近道です。

こんな人へ向けて書きました

20歳以上の発達障害の人で、

  • 症状が重く働くことが難しいので障害年金を受給したい人
  • 1人暮らしが難しい低収入の人
  • 自力で申請したが不支給だった人

現在私は、障害基礎年金2級を受給しています。

受給の障害名は
広汎性発達障害(現:自閉スペクトラム症)」。

障害年金受給までの道のりを
私の体験を元にまとめました。

本当に必要な人へ、私の体験(情報)が届いて
無事に受給できることを願っています。

障害年金の基本のき

最低限の基本だけ。

障害年金は2種類あります。

障害基礎年金→1級、2級
障害厚生年金→1級、2級、3級


ここで重要なのが、初診日です。
精神科に初めてかかった日(初診日)によって申請する(受給できる)障害年金の種類が変わってきます

在職中(社会保険に加入)→障害厚生年金

無職(離職)→障害基礎年金


この初診日が重要な理由は2つあります。

厚生年金は3級がある(基礎はない)
厚生年金の支給金額は、基礎年金のおよそ2倍(1、2級)


とはいえ、
将来障害年金を申請するつもりで精神科へかかる人なんていないと思います…

初めて精神科へかかる時って、相当追いつめられている状態だと思うので…
少なくとも私はそうでした。

いろいろなサイトやブログにもありますが、
初診日は残念ながら、だと思います。


奇跡的に、これから初めて精神科を受診しようと考えている人がこのブログを読んでくれていたら言いたい。

どうか、仕事を辞める前に1度でいいので精神科を受診してください。


厚生3級は、収入の多い人でない限り自力での申請で通る人が多いと聞きます。

厚生も基礎も、
2級以上の申請は社労士さんにお願いするのがおすすめで近道です。

申請を社労士さんにお願いするのがオススメな理由

理由は、
発達障害を診れる医師が、障害年金に理解があるとは限らないからです。

そもそも発達障害を診れる医師が少ない上、
診れても障害年金に理解があるとは限りません。

理解がないというよりは短い診察時間の中で
自分の生活上の困りごとを医師へ的確に伝えるのは難しいのかもしれない。

障害年金専門の社労士さんにお願いするメリット・デメリット

  • 障害年金に理解ある精神科(医師)の情報を持っている
  • 医師に患者の困りごとを伝えるポイントを押さえている
  • 複雑で大変な申請のほとんどを代行してくれる
  • 受給の見込みがない人の依頼は受けない(中にはそうではない人がいるかもですが)

お金がかかる(受給できれば十分回収できます)


私もですが、
障害年金2級以上を申請しようとする人は、働くこと自体が難しかったり、やっとこ働けても週3〜4日の短時間勤務が精一杯、
ひとり暮らしができる収入を確保できない人がほとんどかと思います。


あと、逆パターンで
障害年金に理解はあるけど発達障害のことはあまりよくわかっていない医師もいます。

鬱や双極性障害などの2次障害で苦しむ発達障害の人で、
このパターンで障害年金を受給した人もいます。

発達障害の診断を受けた病院とは別の病院へ転院して
障害年金を受給するパターンです。

最初の振込みまで1年
障害年金受給までの長い道のり

まどり

障害基礎年金2級を受給するまでの道のりは長く険しかった…

自力申請に失敗
発達障害を診れる医師だが障害年金には理解がなかった


私は社労士さんにお願いする前、

自力での申請に1度失敗しています


障害年金の診断書代1万円+@がパー、
申請にかかった時間も労力もパーです。

自力での申請といっても、
当時の通院先のカウンセラー(臨床心理士)と一緒に確認しながら
カウンセリングの時間を使って自分の状況を書きましたけどね………

何度も言いますが、
発達障害を診れる医師が、障害年金に理解のある医師とは限りません

当時通院先の主治医とカウンセラーに、
就活するためのお金もないことを何度か伝えましたが理解してもらえませんでした。

「親と一緒に暮らしているのだからお金には困っていないでしょう」

と当時の主治医から言われました。

親と一緒に暮らしていると障害年金を受給する資格がない…?


そんなことはありません。


障害年金の受給に、世帯収入は関係ありません
あくまで個人の収入をみられます。

それと親は裕福ではなく、
「働かざるもの食うべからず」
の考え方を持ち、
当時は精神疾患や発達障害にも理解がなかったので
実家にいるとますます症状が悪化していく状況でした。

障害年金の不支給の通知が届き、
親からなぜ働かないのか厳しく非難・叱責され、
食事も喉を通らなくなり、トイレにも行けず、
風呂にも何日も入れず、
指1本動かすことができない

寝たきり状態にまで追いつめられました。

実家にいながら、当時の私は

死を覚悟しました


食べられないので
体重が急激に20kgほど減り
腰の骨が当たって痛みで横向きで眠れないほどガリガリに痩せこけてしまいました。

実家で暮らし
精神科に定期通院しながら、
追いつめられて死を覚悟しなきゃならなかった状況って一体……

まどり

親へは数年かけて根気強く鬱や発達障害のことを説明し続けました。
夫ケイさんが発達障害なこと、『NHKスペシャル』に出演したインパクトも少しずつ理解の後押しになったのかもしれません

発達障害の研究協力を続けていたらNHKスペシャルに出た話 ″2017年5月21日”それは私にとって特別な日。 NHKスペシャル『発達障害 ~解明される未知の世界~』 が全国放送され...

障害年金専門の社労士Yさんとの出会い

当事者会で
【障害年金の勉強会&社労士さんの個別相談会】
が開催される情報をネットで知ります。

そこで出会ったのが女性の社労士Yさん

Yさんは当事者会で行われた無料の個別相談会で、
私の話を丁寧に聞き出してくれました。

「Yさんにお願いしよう」
そう思えたのは3つの理由から。

  1. Yさんの丁寧な人柄
  2. 発達障害の人の障害年金受給の実績あり
  3. 費用が平均的

Yさんは「社労士たまごの会」の方。
この団体は、障害年金の勉強会を関東を中心にあちこちで開いています。
気になる方は調べてみてください。

費用

総額16万1,816円かかりました。

金額に驚かれるかもしれませんが、
無事受給できればすぐに取り返せる金額です。

内訳

  • 手付金2万円(相談料)
  • 受給できたら成功報酬として年金2か月分+診断書代

→私は基礎年金2級なので14万1,816円
合計 16万1,816円

*初回相談、メール相談は無料

傷口、トラウマをえぐられメンタル激落ち
けれど言語化で自分の生活上の本当の困りごとに気づく

最も苦しかったこと、
辛かった時の状況を細かくYさんに話す必要がありました


思い出すだけで具合が悪くなることをアウトプットする息苦しさ、
揺らぎ、悲しみ、怒り、泣き、
メンタル激落ちです。

Yさんは、自宅近くまで来てくれて静かなカフェでじっくり話を聞いてくれました。
話し足りなかったことは、あとからメールで補足。

時には泣きながら、
お金がなくみじめな思いを沢山してきたこと、
仕事が続かなくて周りから非難されたこと、
なぜ続かなかったのか当時は自分を責め続けてきたこと、
離れていった友達のこと、
発達障害の特性による苦しみ、
幼少期のトラウマまで、
Yさんに吐き出せて、本当にしんどくて辛かったけれど
自分の気持ちと頭の中の整理が進みました

まどり

思い出すだけで具合が悪くなることを人に話したのは初めて。
長い時間かけてかさぶたになった傷口をもう一度剥がすような行為は本当にしんどかった

社労士Yさんの丁寧な仕事ぶり

申請書の記入、年金事務所への代行、
何度かカフェで苦しい話を丁寧に聞き取ってくれたこと、
メールの返信の早さ、
通院先へ同行して主治医へ診断書に盛り込むポイント(特性による日常生活のしにくさ等)を的確に説明してくれたこと。

Yさんにお願いしてよかった…
そして非常にセンシティブなことを話すので
Yさんが同性(女の人)でよかった。

障害年金の受給後、
Yさんが申請した書類(診断書、申請書、領収書など)のコピーをすべて1つのファイルにキレイにまとめられて送られてきました。
手書きのメッセージとちょっとしたプレゼントと一緒に。


Yさんと障害年金受給に向けて、

二人三脚で進めた1年間でした。

まどり申請時の状況

  • 無職
  • 受給の障害名→広汎性発達障害(現:自閉スペクトラム症)

ついに障害年金の受給が認められた

障害基礎年金2級の受給が認められ、年金証書が送られてきました。

申請から結果まで3か月ほどかかりました。

  • 2か月(偶数月)に1度、口座へ振り込まれる
  • 13万円(65,000円/月)→毎年若干の変動あり


なお、過去5年分の障害年金の遡及請求もしましたが
認められませんでした。

ありがたいことに
2019年12月からは「年金生活者支援給付金」が支給。
偶数月に1万円(5,000円/月)振込まれています。

娘が生まれ、「子の加算(1、2級のみ)」も受給しています。
年額224,000円(18,704円/月)

まとめ お金は大事 心の健康にもつながる

  • 障害年金を申請する時は障害年金専門の社労士さんに任せるのが受給の近道(特に2級以上)
  • 発達障害を診れる医師が障害年金に理解があるとは限らない


お金は大事です。
お金に余裕がない・なさすぎる状態は、
自分が思う以上に心身を蝕みます。

逆にお金に少しでも余裕があれば、
心身の健康にもつながるし、さまざまな選択肢も増えます。

今回、泣きながら書きました。

当時の自分は、
このまま恋人もいないまま、結婚もしないまま
仕事も続かずまともに働けないまま、
みじめに餓死するのか…
と、食べられず寝たきり状態が何日も続いた状態で
部屋の天井をぼんやり、うつろに眺めていた日々を思い出して…

どん底のこの時、
私は1度死んだとものだと思っています。

どん底の日々からどう浮上・回復していったか
いつかブログで書きたいと思います。


私のように相当に追いつめられる前に、
障害年金が本当に必要な人のところへ
どうか届きますように。

そんな思いで書きました。

まどり

ここまで長文を読んでくれてありがとうございました

大人の発達障害★あなたの相談にのります 【秘密厳守】精神保健福祉士があなたの悩み解決を一緒に考えます


★こちらのサイトにも私の体験談が載っているのでぜひご覧ください
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