暮らし、生活

発達障害の私が月収10万円で東京でひとり暮らしができたワケ【グループホーム】


物価の高い東京で
どうやって月収10万円でひとり暮らしをしたのか?



結論を言うと
家賃がほとんどかからなかったので実現しました。


私は数年前
東京都心にあったグループホーム(共同生活援助。以下GHと略(*))で3年間暮らしました。
その時は月収10万円ほどでした。


今回は、
発達障害で疲れやすく思うように働けない私が
月収10万円で東京でひとり暮らしをした体験談(GHでの暮らしやお金のやりくり等)を書きます。

GHの暮らしは
厳密には「ひとり暮らし」とは言えないかもしれませんが、
私が入居していたところはほぼひとり暮らしのような生活でした。

下で詳しく書きます。

*グループホーム(共同生活援助)とは
 障害者がスタッフ(世話人)のサポートを受けながら共同生活を送るところ。

こんな人へ向けて書きました

◆ひとり暮らしをしたい人
 ・経済的にムリと諦めている
 ・毒親から離れたい
 ・収入が障害年金のみ

◆GHでの生活が知りたい人

◆現在ひとり暮らし中だが生活が厳しい人
 ・離職中でお金がない
 ・ひとり暮らしが厳しくなってきた(食事、服薬、整理整頓など)

https://twitter.com/madori_hanai/status/1187691979666100226

月収10万円 東京のグループホームで暮らした話


入居のきっかけ

知人の紹介。
毒親から離れたいことを相談していました。


家賃

2,300円 /月
家賃1,800円+共益費500円)


環境(住居、地域)

・1ルーム(6畳半)
・キッチン、ユニットバス付
・最寄り駅から徒歩8分
・目の前にコンビニ、徒歩5分にスーパーあり
・交通網が充実していて、どこへ出かけるにも便利な場所


利用の流れ

  1. 住まいの自治体の障害福祉課へ入居の相談
  2. 障害福祉課から現在の状況など細かく質問(アセスメント)される
  3. GH利用の申込書を書いたり、所得など確認される
  4. 障害福祉サービスを利用するための「受給者証」が届く
  5. 入居のタイミングで引っ越し

①~⑤まで3~4ヶ月かかりました。

GHに入るためには、
障害福祉サービスを利用するための「受給者証」が必要です。

自治体の障害福祉課で生活状況や病状等の細かい聞き取りがあり、
1次判定→2次判定→支給決定(受給者証が届く)の流れになります(東京都の場合)。

支出(ざっくり)

食費 3万5,000円
水光熱費 7,000円
通信費 6,000円
日用品 5,000円
医療費 5,000円
被服費 1万円
趣味娯楽 1万5,000円
自己投資代 5,000円
その他(突発費)5,000円

計 9万3,000円 /月

毎月の支出はざっくり↑です。

贅沢しなければ
10万円で都心で何とか暮らせました。

ただ、冠婚葬祭や家電が壊れた時など
急にまとまった出費がある時は破綻するので、
毎月残ったお金は貯金にまわしていました。

GHで暮らしていた時の私の月収は
10~13万円ほど。

何とか都心で暮らせたのは、
家賃がほとんどかからなかったからです。

生活を立て直せた3年間

まどり

夫ケイさんとの出会いはこのGHでした


GHで暮らした3年間は、
自分の発達障害特性に向き合い、
新しい人との出会い、
障害者雇用1社目(研修型雇用)や職業訓練に通うなど、
私の人生の転機になった非常に濃い期間でした。

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入居者は私を含め10名。

男女20代から50代まで
ほとんど発達障害の人でした。

また、スタッフ(世話人)も発達障害の当事者。
発達障害に理解が深く、ピアスタッフのような感じでした。

お風呂やトイレ等が共用ではなく、
完全独立の個室だったので自由度が高く
限りなくひとり暮らしに近かったです。

いざ困った時は、
GHの建物(アパート)にスタッフがいていつでも相談できる体制でした。

グループホームに入りたい方へ

余裕があれば、入りたいGHを2~3か所見学するのがオススメです。
スタッフ(世話人)の対応、部屋、雰囲気、周りの環境、そして利用料金などを確認したいところ。
GHによっては10万円近くするところもあるみたいです。
管理(監視)が厳しく窮屈なGHもあるので注意。
門限(成人なのに…)のあるGHや、飲酒禁止のところもあります。
また、食事の提供があるところ、キッチンが共用のところなど、GHによって様々です。

まとめ

まどり

物理的・精神的に親から離れることが、
当時の私には必要でした。
生活を立て直せた3年間でした。


ボロボロに傷ついた20代から
30代のはじめに発達障害と診断されて
1年も経たない頃にGHに入居しました。

親と離れて物理的、精神的
そして経済的に自立する1歩を進めました。


残念ながらこのGHは
1年ほど前に諸事情によりなくなってしまいました。

私にとって人生の再スタートをきれた、
そして夫ケイさんと出会えた大切で、思い出深い場所です。

まどり

ひとり暮らしにチャレンジしたい発達障害の人は、
GHも選択肢の1つとして考えてみるのも手かと思います