夫婦関係

発達凸凹夫婦、離婚の危機③2つの気づき

まどりです。

「発達凸凹夫婦、離婚の危機」3回目。

夫ケイさんの躁状態悪化の原因
2つの気づきについて整理しました。

前回までのあらすじ

出産を終えて12月に里帰りから戻ると、
夫ケイさんの躁状態が悪化しており
娘の目の前で私に暴言を吐きながら怒鳴り散らす、
モノに当たるをくり返し、2度の警察沙汰に。

考えつく限りの人・支援機関に助けを求めるが
なかなか状況はよくならず困り果てる。

しかし、助けを求め相談をする中で大事なことに気づく。

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まどり

夫ケイさんに多くを求め変えようとしていた自分に気づきます

片方(または両方)が発達障害や精神障害のカップル・ご夫婦
発達、精神障害のご家族

何か拾えるものがあれば幸いです。

夫の躁状態 悪化の原因

夫ケイさんの双極性障害が悪化した6つの原因

  1. 双極性障害の薬を飲んでいない
  2. 娘の誕生
  3. 仕事の繁忙期
  4. 各種届出、保育園の入園申込み
  5. 私の出産トラブル
  6. 実家の片づけ


ケイさんが長年双極性障害の薬を飲んでいないことがベースにあり、
そこへ娘の誕生仕事の繁忙期が重なり、
さらに苦手なお役所手続き私の出産トラブルも重なり
躁状態が悪化。
DV虐待につながってしまいました。

①双極性障害の薬を飲んでいない

ケイさんは5~6年服薬していません
5〜6年前、向精神薬の副作用で大変な目にあったからです。

起き上がれなくなり、
よだれが止まらず、
ムズムズ脚症候群まで発症。

すぐ中止したけれど、しばらく副作用が残って大変な思いをしました。
それからというもの
眠れなくても、どれだけ不調でも頑なに飲まなくなりました

自分で市販薬やサプリを飲んで対処していますが
効果は薄く、結局
睡眠障害が5~6年も続いています。
副作用がトラウマになっているかもしれません。

毎日1~3時間しか寝ていません
週末もです。
ひどい日は一睡もしないまま仕事へ行きます。

まどり

こんな状態が5~6年も続いているので
ケイさんの心身がとても心配です。
ぐっすり寝てほしい…

②娘の誕生

40代半ば、ASDで疲れやすい、
長年の寝不足、
初めての新生児育児。

慣れない娘の世話を一生懸命とり組むケイさん。

長年の寝不足による慢性的な疲れに加え
さらに育児の疲れが蓄積していき
心身に全く余裕がなくなっていきました。

③仕事の繁忙期

娘の誕生と、
5~10年に1度レベルの仕事の繁忙期が重なってしまいます。

ケイさんの仕事はヘルプデスク
慢性的な人手不足が続いていました。
娘の誕生前後、
たった5人PC数百台OSのアップデートを行ったそうです。
職員のPCがバラバラで難航したそう…(;^ω^)

障害者雇用ですが残業が続き
疲れが蓄積されていきます。

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④各種届出、保育園の入園申込み

出生届だけなら楽だったのですが、
保育園の入園申込みの時期も重なります。
おまけに
私の障害者手帳の更新も重なってしまい、
ケイさんが代行。

入園の申込みは
複雑で細かく記載する必要があり、
提出期限も差し迫っていました。

娘が生まれた直後からケイさんは
職場と役所を10回以上往復、奔走します。

仕事の繁忙期と重なって本当に大変だったと思います。
(私は里帰り中だったので、手続き関係は全てケイさんがやらねばなりませんでした)

ケイさんは昔からお役所手続きが苦手。

普段は私に丸投げか期限ギリギリまで放置します。
今回ばかりは自分がやらねばならず
相当なプレッシャーとストレスだったと思います。

⑤私の出産トラブル

下の記事を読んでいただけると嬉しいのですが、
出産で死にかけました

産後の回復がままならず、いまも不調が続いています。
全治半年~1年ともかかりつけ医に言われました。
(それでも出産直後よりだいぶ回復してきた)

なので、
ケイさんが家事や育児を頑張らなければ回らない状況に陥ってしまいました。

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⑥実家の片づけ

極めつけはこれ。

娘が生まれる前から亡くなったお義父さんが住んでいた実家の片づけをしに、ケイさん1人でちょくちょく隣の県へ往復していました。
娘が生まれる直前~誕生あたりと、片づけのラストスパートが重なってしまい、ケイさんかなり疲れ果てていました。

これはケイさんと義理家族の片づけの先延ばし癖が招いた結果とも思います。

がんばりすぎた夫

まどり

こうしてふり返って整理すると、健康な人でも倒れるくらいハードな状況でした


1つだけでも大変なことが複数重なり、
がんばりすぎて躁状態が一気に悪化してしまったのだと思います。

ささいなことで激昂するようになって
私へのDV(と娘への虐待)へ発展してしまい…


すべてが病気に支配されていた訳ではなく、
週末は私1人でホテル宿泊をススメたり、
私に1人の時間をたっぷりくれる優しい一面もありました。

そこが私に、別居や離婚をギリギリ踏み留まらせました。

まどり

娘の「3ヶ月お祝い」しようとケイさんに言うと、私の『出産3ヶ月お疲れさま会』をしようと言われて嬉しかったな

頬がこけ、深いクマと眉間にしわが刻まれていた

いつ倒れてもおかしくないケイさんの心身が心配です。

娘が生まれてから咳ぜんそくが始まり、
低体温が続いています。
慢性的な頭痛、胃腸の不調も続き、
週末はほぼ寝込むほど、非常に疲れています

ある日ふとケイさんの顔をしっかり見たら←
頬がこけ、深いクマと眉間のしわが刻まれていて驚きました。

一気に10歳くらい老けてしまった感じです。

ケイさん……

私や娘にDV虐待したことは許さない。

けど、
ケイさんも大変だったね。
しんどかったね。
本当によく頑張ったね…

これから第三者をまじえながら
少しずつどうしていくか一緒に考えていこうね。

2つの気づき 夫に多くを求め、変えようとしていた

まどり

夫ケイさんに多くを求め変えようとしていた自分に気づきます

気づき①
ケイさんに多くを求めていた

家事も育児ももっとやってほしい。
なんで私ばかり。
ケイさんに自分と同レベルを求めていました。

夫婦共通の恩人から、
「休まず仕事に行けているだけで十分では」
と言われてハっとしました。

ケイさんも障害者手帳2級持ちなのを、つい忘れてしまいます。

毎日仕事をして、家事も少しやってくれる。
それだけで十分だった。

相手に大きな期待をして
いつの間にか多くを求めていました

気づき②
ケイさんを変えようとしていた

警察沙汰になるくらいひどい躁状態=薬で治すしかない
決めつけ
薬を飲むよう夫の行動を無理やり変えようと躍起になっていました。

私はケイさんのDVに傷ついている…
娘への虐待も大問題です。

ただ、ケイさんは服薬を非常に嫌がっています。
無理やり飲ませることはできません。

視野狭窄になっていて、
服薬以外のアプローチ方法まで思い至りませんでした。
ハーブティーを試す、
アロマやキャンドルを焚く、
合う枕を探す、
横になると最高に気持ちがいいふかふかの布団を探す、
照明も含めて寝る環境を整える、
薬以外のアプローチもとても大事です。
3人で川の字になって寝るのもいいかもしれない。

ひどい躁状態なので、
効果があるか分からないし、根気と時間がかかると思うけど…

薬を飲め飲め

嫌がるケイさんに手を変え品を変え
服薬アプローチばかりしていました。
ケイさんに薬を飲んでもらってぐっすり寝てほしかった。

相手の思いを無視して、
相手を変えようと必死な自分に気づいたのです。

ケイさんに多くを求めたり、
変えようとするのはもうやめよう、
自分の考えやアプローチ方法を変えようと。

私の意識が少しずつ変わると、
DVの頻度がグッと減り、
ケイさんが前よりだいぶ落ち着いてきました
(易怒性はあるけどね(;^ω^)

またケイさんが爆発しそうになったら
実家かホテルに避難して物理的に離れます。

さいごに 家族の幸せを願う

ケイさんのことを嫌いにはなれない。
娘もケイさんも幸せにしたい。
そんな自分の気持ちを改めて再認識しました。


最終目標は、
家族や自分が幸せに過ごしていること。

幸せに過ごしている状態というのは、
笑顔が多く心穏やかな時間を過ごせていること。

家族1人1人が自分のやりたいこと、
楽しいと思えることをのびのび取り組めている状態。
無理や強制はしないこと。

最終目標は自分の軸として持ち続けたい。


私も出産から2度の警察沙汰と、
心と体が傷つきました。

心の回復はこうしてふり返り、
整理してスッキリさせています。

問題を整理し、
解決に向けて優先順位を考え実行していくのみ。

別居や離婚が、娘と私たち夫婦にとって最善なら仕方ないとも思っています。

まどり

いろいろな人に相談して、いろいろ試しながら前進していきたいな

発達凸凹夫婦、離婚の危機
(完?)