私はいま妊娠10か月。
いつ生まれてもおかしくない時期に入りました。
お腹にいる娘と対面できる楽しみと、
出産の不安で毎日ドキドキしています。
今回は、発達障害のある私の妊娠生活ふり返り【後半】。
十月十日(とつきとおか)の妊娠期間を
初期・中期・後期にわけて書きました。
【後半】は妊娠中期・後期のことを
自分の記録として、そして下記の人へ向けてまとめました。
- 妊娠生活(マタニティライフ)ってどんな感じ?と知りたい
- 妊娠中に準備することを知りたい
- 発達障害の人で将来妊娠を望む人
- 高齢出産の人

私は38歳の時に妊娠、
誕生日を迎えて39歳での高齢出産(初産)になります。
妊娠中期(5か月〜7か月)

妊娠中期は日本では「安定期」とも呼ばれていて、
つわりやマイナートラブル(*1)が落ち着いて動ける妊婦が多くなる時期らしいです。
(*1)マイナートラブルとは妊娠中に起きる不調(不快症状)
私の場合は「安定期」とはまったく無縁の妊娠中期を過ごしました。
急にお腹がドーンと出て動きに制約が出てきて
相変わらずマイナートラブルの連続。
しんどい妊娠生活でした。
ネットではよく、
今しかないマタニティライフを楽しもう☆
心身の変化を楽しもう!
とか見かけたけれど
楽しむ余裕なんてなかったわいっ( ;∀;)
ただただしんどかった。
けど妊娠後期のいま、中期のしんどかった記憶が薄れつつあります。
ヒトはうまく出来ているなあ…!(私だけか?)
そして2019年6月19日、
妊娠18週に初めて胎動に気づきます。
ウニョウニョとお腹の中で動いてることに。
何とも不思議な感覚と、お腹に1つの命がいると自覚した瞬間でした。
21週で性別が女の子と判明しました
中期にやったこと
- 薬の減薬を始めた
- 妊婦歯科健診を受けた
- 自治体主催のプレパパママ教室へ参加(夫のケイさんと)
- 赤ちゃん迎え入れの準備→部屋の家具配置を変えた、片づけ
- 地域の担当保健師さんと面談
- 保活を始める

保活については別の機会に書きます。
中期のマイナートラブル
むくみ(手足)、貧血、便秘
腰痛、恥骨痛、仙骨痛
吐き気、頭痛、首・肩こり
冷え、頻尿、尿もれ
咳、鼻水、倦怠感
易疲労感、お腹の張り、抑うつ
お腹が出て動きにくい
妊娠5か月頃には、手のむくみで結婚指輪が入らなくなりました。
マイナートラブルの中でも特に、
むくみ、便秘、貧血、腰痛がひどく
5種類の薬が処方されて服薬していました(妊婦が飲んでも大丈夫な薬)。
ただし痛み止めだけは妊婦はなるべく飲まないほうが良いとのことで
腰痛を我慢しました…。
寝返りの時、あぶら汗をかくほど痛かった…( ;∀;)
人生で初めて尿もれパットを買いました。
買う時けっこう躊躇したなぁ。
「妊娠とはいえ、ここまできたか」と。
激しい変化に心も体も追いついていなかったし、受け止めきれていなかったかも…
中期の過ごし方、うれしかったサポート
出血もおさまったので、できるだけ毎日外を1〜2時間は歩くようにしました。
今後のスケジュールを週1回は確認。
自分に負荷がかかるとお腹の子に影響が出るので、
妊娠初期と同じようになるべく自分がリラックスできるよう意識して過ごしました。
身体が冷えやすいので毎日湯船につかるようにしてました。
うれしかったサポートは、妊娠初期から引き続きケイさんが
- 家事をかなりしてくれた(皿洗い、洗濯、買い物中心)
- 調子が悪い時は「無理しなくていいよ」と代わりに料理を作ってくれたり買ってきてくれた
- 両親が時々料理を届けに来てくれた
あと、サポートとは少し違いますが、
ケイさんがパパママ学級に積極的に参加してくれたことや
お腹の子に毎日あいさつと声をかけてくれたことが嬉しかったです。
妊娠後期(8か月〜10か月)←現在ここ
後期に入ると、とにかく疲れやすくて外出に制約がかなり出てきました。
旅行はもちろん難しいし、近所の買い物も1〜2時間が精一杯。
お腹が出て足元が見えない。
スイカのように丸く大きく出たお腹。
お腹の重みで仰向けで寝るのが苦しくなってきたので、
横向きに寝るようになります。
心療内科への通院は、片道1時間かかるのでケイさんに代わりに行ってもらっています(家族代診)。
妊娠34週(9か月)から実家へ里帰りしています。
里帰り先の近くの病院へ転院しました。
そして里帰り早々、台風19号の大雨で弟宅へ避難するという
環境の変化と不安で、妊娠してから初めて風邪をひきました。
後期にやったこと
- 赤ちゃんの応急手当て講習会に参加(夫のケイさんと)
- 入院セットの準備
- 赤ちゃんの必要な物をそろえる
- 育児の情報収集(ネット、育児書を読む、出産経験のある家族に聞くなど)
- 保活
後期のマイナートラブル
むくみ(手足)、便秘、恥骨痛
易疲労感、腰痛、膝の痛み
頻尿、尿もれ、お腹の張り
お腹が出て動きにくい、抑うつ、不眠
妊娠糖尿病予備軍になりました。
2度目の検査で大丈夫だったのでホッとしましたが、
ショックだったなぁ。
家族に糖尿病はいないので、私の高年齢が原因かなと…
食事内容に気を配り、毎日歩いて
リラックスして過ごすようにして、マタニティヨガをして
湯船に浸かって体を温めて、
これ以上どうしろと?というくらい気を遣っていたからな(;^ω^)
年齢には抗えません。
発達障害じゃない人も、妊娠出産は1歳でも若いほうがきっといろいろ楽です。
後期のいま、上の太字のマイナートラブルに特に悩まされているのですが、特に恥骨痛がつらいです。
がんばって痛みを和らげる体操をしていますが、めっちゃ痛い…( ;∀;)
後期の過ごし方、うれしかったサポート
疲れやすくお腹も張りやすいので、外出は1〜2時間で済ませるようにして、休み休み動いています。
お腹がぶつからないように、転ばないように、
細心の注意を払いながらゆっくり動いています。
(妊娠前の3分の1くらいのスピード)
お腹の娘に毎日話しかけて、お腹をさすっています。
ゆっくり、ゆったり過ごしているからか
1日があっという間です。
うれしかったサポートは、
ケイさんの場合
- 脱ぎ着の手伝いや足の爪を切ってくれた
- 買い物、皿洗いなどの家事をしてくれた
- 月に1度心療内科へ代理受診してくれている
両親の場合(里帰り中)
- 妊婦健診の送迎をしてくれる
- 料理を作ってくれる
上げ膳据え膳、ありがたすぎ…!泣
かかった費用(見込み)
妊娠〜出産まで
私の場合トータル30万円前後のお金がかかりそうです。
【内訳】
・妊婦健診+入院費25〜30万円程(出産一時金42万円は除く)。
・マタニティ用の服、退院後最低限必要な子どもの消耗品など2〜3万円。
帝王切開や無痛分娩の場合は+10万円くらいでしょうか。
あと個人病院での入院出産だと費用高めです。
初めて年度末に、医療費控除の手続きをしようと思っています。
通院のための交通費も含めて、できる限り領収書をまとめています。
まとめ

私たち夫婦にとって、最初で最後の妊娠生活。
(私たち夫婦のキャパシティと経済状況だと、子ども1人が妥当と考えています)
しんどいことも多かったけれど、
過ぎてしまえばよい思い出になりつつあり…ます?
発達障害ゆえ妊娠生活に影響のあったことは、
減薬と通院、そして特殊かもしれないけれど
台風19号による1泊の避難生活(弟宅だけど)のあと体調を崩したことでしょうか。
(環境の変化に激弱です)
妊娠生活をふり返ると、ケイさんの協力があってこそ乗り越えられたことが多かったです。
両親やきょうだいにも助けられて、本当にありがたや。
お腹の娘はいま3,000gを超え。
無事に生まれてきてくれることを待つばかりです。
私の体験談が、子どもを望む発達障害の人へ少しでも役に立つとうれしいな
